2012年2月21日火曜日

"Meshuggah - I"

I


i, eye, aj...


超重低音激烈実験的金属集団Meshuggahが今年の三月くらいに新作 “Koloss(Colossal、巨大なの独語読み)”を出すという事で、彼らが八弦ギターを使う前の頃のEPを紹介するっ(今更っ)。

これ一曲だけなんですが、なんと二十一分です!

二十一分ずっとギターやドラムがガチャガチャゴリゴリいったり突然落ち着いたりスラッシュになったりと一曲でかなり忙しい事をしています。

なおこのEPでは全編Tomas Haakeは生で叩かずに、Drum Kit From Hellというドラムマシンソフトを用いて作曲している(Catch 33でも同じく)。 なのでかなり実験的な作風となっている

始まりから七弦のジャリジャリとした質感の音と機械太鼓のドコドコで攻める、02:00辺りからメタル界屈指の声を持つ男Jens Kidmanのドスの効いた叫びと唄が来る。 その後は三拍子だったり四拍子だったり色々変則的なリズムで攻めながら進行していく。

05:00~ミニマル的なリフとドラムの進行そして05:48からFredrik Thordendalによる超速変態タッピングが炸裂!

07:00~またもや同音のリフで攻めるが不思議な事に飽きずに聴ける、そして07:55から急に落ち着き始めて不協和音をギターがポロンポロロンと奏でる。 しかしすぐにバスドラとギターのユニゾンアタックが聴くものに余裕を与えない

12:50~またもや不協和音な逆撫でる中近東風のギター、Meshuggahを特徴づけているものの一つである。

14:10~ギターのエコー、そして退廃的な気だるいリフが重々しい・・・。 繰り返しは中毒性を高める

ココらへんは2ndのDestroy Erase Improveの後半部分を少し受け継いでいるかな、まあこの様な展開は後の作品でもかなり出てきます。

17:20~次作にあたるNothingのRational Gazeを彷彿とさせるリフとドラムが登場

この後はひたすらブレイクを挟みながらの落としが落としが重い重い

最後はギターのキーーーンとした感じで終わる、突然終わります!



とりあえずこの様な音が詰まっている感じ、一言じゃ説明出来んのだー。


前々から買おうと思っており一々買いそびれてしまったのだが、御茶ノ水の某レコード屋でようやく入手! ほとんど諦めていたんだな


Kolossは新曲がもう聴けるけど相変わらずの変態ぶりです、Tomasさんの生ドラムが聴けるのは良い事だ。


前半だけの動画とか



もう今は手に入るのが困難かもしれないけど是非手に取って聴いて欲しい限りである




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