英国の絶叫デスグラインドブラックメタル「アナール・ナスラク(蛇の吐息)」の1stです
正直このアルバムは一番ヤカマシイであろうと感じた(他の作品も大概だが・・・)、ボーカルの高音が洪水を創りだしておりそれに加えてブチブチとしたギターと電子ドラムの多用が正にカオスなノイズを生み出している。
4.Pandemonic Hyperblastは曲名通り魔王の如く暴走ブラストが炸裂!リフも速い速い、ボーカル叫びすぎて喉が弾けそうなくらいである。若干Industrialらしさもありなかなか飽きさせない
8.Human, All Too Fucking Human(人間的、あまりにもクソみたいに人間的)はアルバム中でもなかなか好きな曲、ブラックメタルでもありグラインドコアの様なノリも含まれていて緩急の使い分けが面白いです。ノイズもいい感じに使用されている。打ち込みでここまでやるのは凄い
他の作品ではMayhemのカバー曲も演ったり、ある曲ではAttilaさんも参加していたりとわりとその方面で交友が広くグラインド面ではNapalm Deathのシェーン(後に彼のレコードと契約)とも繋がりがある。
ギター・ベース・ドラム・その他をこなすIrrumatorはソロもやっているみたいだ
詠唱も華麗にこなす発狂ボーカルのV.I.T.R.I.O.LはオールドスクールデスのBenedictionでも活躍
Akercocke、Axis of Perdition、The Berzerkerが好きな人にはオススメかも。
あとこのバンドはやたらニーチェを引用してきます、ニーチェ・ブラックメタルと心の中では呼んでいる。
When Humanity is Cancer
音量に注意っ