久々のレビュー、今回は日本のDeath Metalバンド”Death I Am”の1st Nebulaを紹介する。
Death I Amは四人編成(このアルバムでは五人編成)の一筋縄ではいかないなかなか技巧なデスメタルであり、そしてVocalがJacobというアメリカ人である。
Job For A Cowboyのツアー時ではInfernal Revulsionと共にライヴをしているのをこの前観に行った、相変わらず凄い演奏力を見せつけてくれたのでとても良かったと感じる。
一曲目のEntheogenは重低音のリフ、スタタタタと冷徹なブラストビートそして妖しいベースのソロも織り交ぜながら突進していく。ボーカルも変幻自在、ギュウゥゥウウウとした凶悪な声が特徴である。
三曲目のSubatomic ShowerはPVにもなっており、凄く歯切れの良いリフと変拍子なドラムが面白いベースがなかなかカッコイイ。
五曲目のCross Chatter Paralysisはなかなかウネリの効いたノリの良いリフと手数の多いドラムが魅力的、個人的に名曲。
最後の十一曲目Answerはこれぞ終わりという感じな展開で幕を開ける、哀愁を浴びた高速なリフが結構泣かせる。
ボーカルが外国人なのもあり長く日本に居られないらしいのでライヴがなかなか観られないというので残念ではあるがこういうバンドは他に類を見ないのでオススメ
Subatomic Shower
Entheogen