2013年4月29日月曜日

英国ブラッケンドデスメタル・LVCIFYREがDark Descentレコードと契約!



イギリスはロンドンのBlack/Death Metalバンド・LucifyreがアメリカのくろこわレーベルのDark Descentと契約しました。

新譜もそこから出すと思います。

音的にはドロドロとしたデスメタルにブラックメタル特有の怪しげなリフを絡めた暗黒な感じでオススメ。

Mitochondrionとか好きな人は気に入ると思います。

Dark Descent公式


bandcampはこちら



          


2013年4月23日火曜日

Fukpig - Bombs Of War (2012) のレビュー


1. The Life Of A Families Angels
2. Self Chosen Captive
3. Swarms Of Insects
4. Thrash Armageddon
5. The Depth Of Humanity
6. Devils In Suits
7. Bombs Of War
8. Caught Out
9. Mother Natures Tears
10. Gipkuf
11...

英国はバーミンガムの”Necropunk”と称するAnaal Nathrakhのギターと兄弟が活動しているブラッケンドなクラストパンクバンド・Fukpigのデモ集です。

このdemoは元々2002年にレコーディングされていたのですがなかなか出せずじまいになり去年にようやく発表したとか。

面白いのがこのdemoは五時間でしかも練習用のアンプで録音して出来たものみたいですw やっつけでこの音源はどうかしているという具合の質の良さが出ています。

音源自体はここで無料でDL出来ます(name your priceなので無料というか値段を入れなければという意味ですがバンド支援という事であればお好きな数字を入れましょう( ´ิ๔๖´ิ)


いくつかの曲は1stで再録されていますがそれと聴き比べるのも良いでしょう。

音的には前の記事に書いた事と同じですがクラスト風味でブラックメタルやグラインドコア要素を詰め込みボーカルは酒を沢山かっくらった後のようなダミ声ボーカルにノイジーなギターとゴリゴリなベース、そしてD-BEATが効いている突進ドラムが絶妙に絡みいかにもクラストな感じの音を生み出しています。 聴けばわかりますホントに

ちなみにこの音源ではAnaal NathrakhのMick Kenney氏がドラムやっています。



2013年4月18日木曜日

Impetuous Ritual - Relentless Execution of Ceremonial Excrescence (2009) のレビュー


1. Elegy
2. Convoluting unto Despondent Anachronism
3. Coalescence of Entropy
4. Ceremonial Disembowelment
5. Destitution
6. Inexorable Blasphemies
7. Unhallowed Ascendance into Impurity
8. Ritual of the Crypt
9. Dirge

Portalのメンバーがいるオーストラリアのデスメタルバンド・Impetuous Ritual(衝動的な儀式)の1st。

ウニオンの中古コーナーに200円で置いてあったのを買いました、普通は某くろこわ通販とかだと1.5kぐらいするんですけどねこれは。。。 こんなものをさりげなく置いてあるのがこわいです。

Portalと同じくProfound Loreからのリリースで、音楽的には彼等と同じようなドロドロした感じの陰鬱でオールドなデスメタルです。

現Portalのドラマーとベースがそれぞれギターをこのバンドで弾いているみたいですが詳細は不明でmetal-archivesでも情報は不確からしく他に誰が何を担当しているのかも解らないそんな感じです。

まず一曲目はイントロっぽい始まり方でジリジリとした暗いリフで攻めていきます。この辺はブラックらしい要素もあり邪悪な感じがあって良いですね。ボーカルもずっと唸っています。

二曲目からはブラストビートが入りそれに邪悪なリフの洪水が乗っかる感じ。カオティックな印象も受けます。ドラムはカンカンと抜けの良い音で極めて単調に冷徹に攻めていきます。

八分超の九曲目まで終始こんな感じでズルズルと暗黒世界に引き込むような感じですがMorbid Angel, Immolation, Incantation, Blut Aus Nordが好きなら多分気に入ると思います。自分はPortal関連ということで聴いてハマりましたがw

ちなみにブックレットを開くと逆十字架といういつかのPossessedのSeven Chuchesの再販盤みたいな感じになります。買ってのお楽しみですね

Profound Loreから視聴そして購入が出来ます、bandcampもあるので気軽(?)に聴くことが出来ますよっ。



2013年4月13日土曜日

Amputatedが新譜「DISSECT MOLEST INGEST」を発表


英国のBrutal Death Metalバンド・AMPUTATEDが新譜のジャケを公開


今までの作品に比べてグチャドロ感が増しており楽曲はまだ発表されていないものの期待出来そうです。

夏ごろに発売とのこと。

そういえばこのバンドは本国BBCの企画でとあるガールズユニットと組んで曲を作っていましたね。






2013年4月9日火曜日

Talanas - The Waspkeeper (2011) Eulogy Media

 

1. Ananta (The Portrait)
2. The Veil & Its Behest
3. A Fortune Worth Its Disguise
4. Messaline
5. Else Where, But For The Giving
6. The Ecstasy of Betrayal
7. Penetralium
8. Prussia White
9. Antiphon
10. The Unhealing I
11. The Unhealing II

英国は倫敦のプログレッシヴ・デスメタル・TALANASの1st Full-lengthです。

この音源はこのバンドの中心人物・Hal Sindenという変わった名前のGt/Voさんが運営しているレーベルから出しているものなので、国内の通販(尼とかではmp3のみ)では出まわっていなかったので直接ここで→ http://talanas.org/ 購入致しました。二千円くらい?

この時はついったーとかで本人とやりとりした際にサイン要る?と聞かれたので頼んだら書いてくれました、流石紳士。ピンバッジもついにで購入。

音楽的にはデスとクリーン声を使い分けながらテクニカルで不協和音なフレーズを奏でたり、ブラックメタルのような展開も交えたりするので非常に楽しませてくれます。

同じ英国のかつて存在したAkercockeという変態ブラッケンドデスメタルに非常によく似ており、クリーンなんかはそっくりですw ギターの人が教師だったりとか色々と関連は深いので驚きです(ちなみに7曲目にAkercockeのGt.VoのJason Mendoncaがゲストで参加)。

9曲目がアルバム内での主役的な感じですがこれはクリーンの入り方とギターの不思議なリフとバスドラを巧く差し込んでいるテクニカルなドラムが絶妙で素晴らしい。こういう曲はなかなか独特だと思います。

AkercockeやOpethが好きな人にはオススメだと思います。



どうやら格好もかなりAkercocke意識している模様、ただしキモさ加減はこちらが上かと。。。

補足ですがHal Sinden氏は演劇の勉強もしており役者でもあるとか、舞台でのお仕事とかもしているみたいです。

"Antiphon"

Talanas - Reason & Abstract (2010) Eulogy Media


1. Diaphora
2. Pray Speed The Fever
3. Aorta

英国のプログレデスメタルバンド・TALANASの2010年の三曲入りEP。

内容は1stみたいな感じのテクニカルな曲です。例えるとOpethとAkercockeが混ざった感じにMorbid Angelっぽさもあると思いました。

勢いのあるドラムに変拍子なリフとクリーンとデスを混ぜたボーカルがのっかりキーボードも仕事しています。

デス声は低音を効かせていてクリーンはAkercockeそっくりな感じに歌い上げています、ただ歌唱力でいうとこちらが上手いかも?

ギターは七弦に六弦ベースで分厚い音作りになっていて非常に聴き応えのあるメタリックな感じで良い。



2013年4月4日木曜日

Birth Asphyxia - Human Obelisk (2012) Bloodcurdling Enterprise


1.Human Obelisk
2. Beginning  Of Collapse
3. Penetrate The Mind
4. Burn in Crematory
5. Psychosis Excitement Caused By Abuse
6. Death By Famine
7. The Dogma
8. A Sutra
9. Causalgia

日本は新潟のブルータル・デスメタルバンドのBirth Asphyxiaの1st full-lengthです。

このバンドはCYCLONEやEARTHDOMで何度か観たことがあるのですが女性がボーカルだったので驚きました。

それだから好きというわけでもないのですがとにかく奇怪で重低音を効かせたリフが特徴的。

遅い曲なんかはObituaryっぽかったりもすると思いました。

ベースが動き回っていてなかなか楽しめます。

ボーカルはギュピーギュピーなのと低音を効かせた下水道ガテラルそしてガナリ声も使い分けていて面白いです。

AVRで現在買うことができるのでオススメ

http://www.amputatedvein.com/shop/cart.cgi?noid=006504

                                   Psychotic Excitement Caused By Abuse