2013年5月1日水曜日

兀突骨 - 影ノ伝説 (2013) のレビュー


一、 復讐ノ祝詞
ニ、 バラモン
三、 影ノ伝説
四、 ハラキリ
五、 203
六、 摩利支天
七、 武州ノ陽炎
八、 壬生狼ノ剣
九、 踊ル髑髏
十、 最後ノ落日
十一、 吹けよ風、呼べよ嵐


埼玉は川越のデスラッシュバンド・兀突骨(ごつとつこつ)の2ndです。

バンド名、アルバム名そして曲名から歌詞までなにまで日本語で表記というこだわりを貫き続けているこの”兀突骨(元は三国志に出てくる英雄の名前)”は音もオールドなデスメタルに加えてスラッシーな速さと緩急もありなんといってもベースの主張が自重せずにベンベンベンと陽気なフレーズをかき鳴らしてくれます、こんなに目立つスラッピングベースを入れてくるバンドはなかなかいないかと思います。

一曲目は八分超と長めですがスラッシュなドラムにキレの良いザクザクリフが入り、陽気なスラッピングベースが入って面白い楽曲に仕上がっています。ボーカルもゴボゴボとガテラルとも普通のグロウルとも違う鬼のような咆哮をかましてくるのでかっこいい!ギターソロもイカしています

二曲目、重低音を利かせた高速リフに速いドカドカドラムと迫力のあるボーカルが乗っかる。これもなかなかいい曲です。「何処から来て何処へ征く~」の歌詞も良い・

三曲目、アルバム名を冠す”影ノ伝説”。始まりのヘヴィーメタルな渋いリフにスタスタとパンキッシュなドラムそして背景で動きまわるゴツいベースがカッコイイ。

四曲目、HARAKIRI! 最初のベースソロが面白いです。デンデンデンデンときて更にデンデンデンという感じです。勢いすごいアリます。

五曲目、これでもかというくらいにゴリゴリいっちゃってます。



このアルバムの楽曲それぞれ平均五分とか六分なのでデスメタルのバンドとしては長めでガッツリしていますが飽きずに聴き通せますw 似たような部分もあまりないのでなかなか楽しませてくれます。ブラストビートはたまに出てくる程度なのでそれ以外は全て2ビートでガシガシと突き進む感じです。
現在ディスクユニオン等でPV付きの仕様(初回特典)として発売しているので気になったら手にいてると良いでしょう。
6月にはThe Crown, Gorod他と共にライヴもやるみたいです、ちなみに僕はチケット買ったので行きますw

ライヴだとベースとギターのバトルが面白いので観に行く方は必見かと!


以下一曲目のPVです


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